2年生が「いのちの授業」として、和泉市立総合医療センターの看護師さんを講師にお招きし、出前授業を行っていただきました。
お母さんのおなかの中に命を宿してから、生まれるまで、赤ちゃんがどんなふうに成長していくかを映像などをまじえてお話していただきました。
おなかの中の赤ちゃんの大きさを人形で表しています。右から2か月から6か月、 同じく右から7か月から10か月の大きさの赤ちゃんです。月を追うごとに体重が増し、体の機能が発達して、生まれる前に「肺」ができて、出産と同時に呼吸ができるようになっているそうです。まさに「身体の神秘」です。
そうして生まれたかけがえのない命。お話の後に聴診器で自分の心臓の音を確かめました。ドクンドクン・・・聞こえるかな?
2学期に子牛が学校にやってきたときに、牛の心臓の音を聴診器で聞きましたが、今日は自分の体、ヒトの体です。最初はなかなか聞こえづらくても、じっと耳をすませて聞くと鼓動が聞こえてきます。「生きている」いのちの音です。
そして、おなかの中にいる赤ちゃんの人形を見たり、実際に触ってみたりしました。 妊娠2か月の人形を見た子どもは思わず「ちっさーー!」と言っていました。ちょうどブドウの粒くらいの大きさしかないのですから。
妊娠10か月で生まれたばかりの赤ちゃんの人形を抱く子どもたち。まわりで見ている子どもたちも本当の赤ちゃんを見るようにやさしいまなざしで見ています。自分の弟や妹が赤ちゃんの時にだっこしたことがある子もいて、とても慣れた手つきで赤ちゃんをだっこしていました。
みんな一つしかない「いのち」。自分の命もとなりの人の命もみんな大事に守ってこられたかけがえのない「いのち」です。今日のお話を今月の参観での発表にも活かしていってほしいと思います。
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