今日の2,3時間目に4年生は講師の先生をお招きして、総合的な学習の時間に「障がい」についての学習をしました。講師の先生は、毎年4年生の福祉学習で来ていただいている嵯峨根望さんです。
嵯峨根さんは生まれつき両手足に障害があり、3歳ごろには両足義足の生活になったそうです。保育園に通い始めると、「何でぼくだけこんなんなんやろう?」と疑問をもったけれども、自分では人と違うことが「スーパーマンみたい!かっこいい!」と前向きに思っていたそうです。ところが、小学生になると、同級生や上級生から引きずる足や義足を「ロボットみたいや」などと言われ傷ついたこともあったとのことでしたが、そんな自分の気持ちに寄り添い、支えてくれた友だちがいたから、それからは義足であることを隠さなくてもいいのだと思えるようになったとご自身の体験をお話してくださいました。
あわせて、3年前の東京パラリンピックで「シッティングバレー」に選手として出場されましたので、その時のお話もしてくれました。選手村での美味しそうなごはんの映像が映り、選手は無料で食べられるということもきくと「ええなあ…おいしそう…。」の声が思わず漏れました(笑)。
シッティングバレーボールの試合の様子も見せてもらいました。障がいのある人だけではなく、障がいがない人も楽しめるそうです。
お話のあとは、実際にシッティングバレーボールを体験してみました。
今日のお話では、ご自身の体験から「あきらめなければ 夢はかなう」ということも話してくださいました。子どもたちも今日のお話を忘れずに何事にもあきらめずにチャレンジしていってほしいです。
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